南アフリカ周辺
H30.12.28->h31.1.14

今年は飛行機代が高く、昨年3万ちょっとだったインドも8万ぐらいしていた。

南アメリカもそこそこ高いし、どうしようと思っていたら、ヨハネスブルクの往復が16万ほどであり、南アフリカに決定。南アフリカを中心にぐるっと廻る予定にしたので、ヨハネスブルクからケープタウンも予約をした。こちらは格安。

 

いった国は、南アフリカ、ナミビア、ボツアナ、ジンバブエ、ザンビア、マラウィ、モザンビーク、スワジランド、ソレト。

 

12/30 羽田発、北京、ヨハネスブルク。

 

12/31 ヨハネスブルクに早朝につき、そのままケープタウン。ケープタウンから市街まではバスですぐだった。治安はよくないとは聞いていたが、特に問題ない。City centerにつき、すぐそばの長距離バスターミナルを発見。明日10時にナミビアのウィントフーク行きのバスがあった。8000円ぐらいであったが、すぐ予約。

 バスでテーブルマウンテンの近くまでいき、ロープウェイで頂上までいった。週末だからか混んでいた。頂上はそこそこ広いがたらいで歩きやすい。南側は喜望峰に続く半島があり、美しかった。下りのロープウェイも2時間近くまったが、ちょうど夕日の落ちるころで、大西洋に沈む大みそかの太陽を楽しんだ。

 ロープウェイで地上に降りたときは真っ暗になっていたが、バス停まで夜道をあるき、バスにのってゲストハウスに戻った。

 

1/1 ケープタウンからバスでナミビアに行く。Inter capeのバスは高級で、日本でもなかなかこのクラスのものはない。隣に座ったのは日本人で、このバスには四人の自分を含め、四人の日本人がいた。この男、貿易関係の仕事をしているとかで、流暢な英語で、現地人となかよくやっていたが、しきりにマリファナを勧めてくるのがうざかった。ナミブ砂漠に日本人四人で行かないかと誘われたが、あまり遊んでもいられないので、断った。

1/2 ナミビアとの国境で2時間ぐらい待たされたが、無事に国境通過。この間はずっと乾燥地帯で、暑かったが、夜は涼しくなった。昼前にウィントフートに到着。天気は良く、暑い。二時間後にリビングストン行のバスがでるので予約。16000円ぐらいと高い。リビングストンの一つ手前のビクトリアの滝行くことにした。ここからは風景が湿っぽくなっていく。ボツアナとの国境は湿原地帯のようだった。鳥の声はするが、動物の姿はみえず。バオバブの木がアフリカを感じさせる。無事に国境通過。昼前にビクトリアフォールについた。

 歩いて滝まで行く。滝の入り口で3000円ぐらい取られた。滝は大きめで、イグアスの滝に似ている。イグアスに比べると規模は小さく、印象としてはいまいち。

 滝見物を終えるころ、雨が降り始めた。売店で傘を買おうとしたらなんと1500円。しとしとと同じような雨が降っているわけではないので、何とかなるかなと思って国境に向かって歩く。橋を渡るとザンビア。入国はスムーズだったか、土砂降り。町まで10km。晴れてれば歩いていくが、土砂降りなので、タクシーを利用。10$

リビングストンの宿はすぐに見つかる。一泊15$20$払い、お釣りを後でもっていくといって、結局もってこなかった。チェックアウト時も職員がいないので、帰ってこなかった。高いチップだった。蚊帳がないので、蚊がうるさく、ゆっくり眠れなかった。

 ビクトリアの滝観光の根拠地だが、ちいさな町で、電車もきている。駅の位置近くにいくが、どうも電車の気配がない。駅の周りは貧民街のようだが危険は感じない。明るく話しかけてくる。

 

1/3

 長距離バスの乗り場まで歩いていくが、雨が降っている。今日はザンビアの首都のルサカに行く。バスは一列5席。きつい。バスに乗っているだけなので、やることもない。たまにバスが何もないところに止まる。どうも、トイレ休憩ようだが、何もない。男も女もそこらへんで用をたしている。モザンビークでも同じような光景にでくわす。うーん。

 15時ごろルサカに到着。マラウィのリロクングウィに行くのだが、手前の国境行きのバスは朝5時発(バスの中に泊まることはできる)。リロングウェに行くバスは10時発。面倒なのでリロングウェ行きのバスを選択。この町のゲストハウスは蚊帳があり、快適だった。

 バス停で格安のsimを購入。安かった。

 

1/4

 朝バスに乗り、国境チパタに向かう。風景はあまり変わらない。多少背の高い木が増えたように感じる。19時ごろチパタについた。バスを下ろされ、マラウィ行きと思われるバスに乗り換えた。高い金をだしてビザを取得。85$だった。100$だすとちゃんとお釣りがでた。少しびっくり。23時ごろリロングウェに到着。町には娼婦、路上生活者。ほとんど真っ暗。どうしようかと思ったが、ゲストハウス発見。怪しいばあさんがやっているがところだったが、蚊帳があり、清潔だった。

 

1/5

 朝宿をでると、昨日とは打って変わってにぎやかだった。市がたち、たくさんの大勢のひとがいた。市で売られているのは魚。小魚が山になっていた。とりあえず、デッザを目指す。

ここからのバスはハイエース。20人ほどの客がのる。一時間半ほどてデッザ。ここでバスをおろされ、ツクツクのに乗り換え。ツクツクで国境に。ここで、芋と鶏肉フライを食べた。

 出国は簡単だったが、モザンビークの入国でてこずる。30分ぐらいまたされ、パスポートを出すと、パスポートのコピーを持って来いという。仕方がないので、国境を戻りマラウィでパスポートのコピーをとる。ここのビザ代は100$

 国境を渡たり、ハイエースのバスにのり、teteを目指す。町バスなので全然すすまない。検問もあり、兵隊がわいろを要求してきてうざい。

 途中の検問でバス同乗者が巨大トラックにヒッチハイクをした。検問の職員がteteに行くので載せてもらったらというので、トラック運転手に聞いたらOKとのことで、便乗する。前進9速の巨大トラックに乗れてちょっと感動。ゆっくりだが、着実に走るトラックに乗り、夕方にteteについた。Teteの町に入らず走っていったので、どこに行くのか不安になったが、マプートに行く長距離バスのバス停近くでおろしてもらえた。翌朝4時のバスをとり、バス停近くの宿に泊まった。夕食はお魚。

 

1/6

 明けがたにバスに乗り、マプートを目指す。掘っ立て小屋を眺めなが、五人掛けのバスはですすむ。マプートには7日の朝にに着くらしい。だが、バスの進み方が早い。イマンパネに21時に到着。バスがエンジンを止めて運転手もどこかに消えた。どうも、朝に出発するようで、、、 バスの外でぶらぶらしていたら、現地の人が話しかけてきた。若いころにチェコに留学していたとのことのこと。五か国語を話すといい、チェコでは軍事の勉強をしていたんだと。モザンビークは安全だと褒めたら、喜んでくれた。そのあと、バスの中で寝ていたが、蒸し暑く、蚊がうるさくて眠れない。バスをでて、現地人に混じって、路上で寝た。まあまあ快適。

 

1/7

朝、バスに乗る人に起こされ、4時出発。天気よく。快適。13時ごろマプートに到着。ナマーチャ行きのミニバスに乗るが一時間ぐらいで出発。国境には2時間ぐらいで到着。問題なく国境を越え、ババーネの方の町に行くらしいミニバスに乗る。一時間ぐらいでマンジニという町に到着。とんでもない土砂降りになり、傘を買う。普通のバスに乗ると小一時間でババーネについた。ババーネは一応大き目の町だが宿が見当たらいない。街中で人に聞くとゲストハウスが見つかった。手持ちの南アフリカランドをほとんど使い宿に泊まった。

 

1/8

  国境を目指し、ミニバスに乗る。すぐに国境、さよならスワジランド。国境を超えると両替屋がいない。エルメロ行きのバスに乗るがランドが足りない。エルメロについたら、払えばいいというので、バスに乗った。しかし、エルメロには両替屋がない。町の人は、どこそこの銀行に行けばできるとか、教えてくれるが、まったくない。二時間ぐらい街中をうろうろしたが、見つからない。ホテルに行けば両替えできるかと思って、ホテルに行くができない。一泊80$ぐらいの高い宿にいったら、両替をしてくれるという。仕方がないので、10%ぐらい低いレートで両替をしてもらい、高いホテルに泊まった。ホテルは快適だった。食事もうまかった。

 

1/9

ヨハネスブルクを目指す。ミニバスでヨハネスブルクパークステーションについた。ここまでくるところでは、少々怪しい感じだったが、駅は特に問題もなく、警察官もいるので、まあまあ安心な場所だった。ミニバスの乗り場から、長距離バスのりばに行き(現地人の怪しい男が案内してくれた)、ブルームフォンティン。スタジアム近くについた。そこから宿までは小一時間ほど。道はわかりやすかった。宿の感じはよく、二泊することにした。

すぐ近くのハンバーグやで巨大ハンバーグを食べた。ステーキが入っていて、フォークを使わないと食べられない、けど、おいしかった。

 

1/10

  ソレトにいった。スタジアム近くの長距離バス停ではなく、そこから30分ほど歩いた場所に近距離バス停がある。出発するところがよくわからなかったが、一時間ほど待ってバスは出発した。まあ、早い方か。レソトまでは田舎道を二時間ほど。国境をわたり、レソトに入った。百か国目おめでとう ! 

 特に国境を超えたからと言って何があるというわけではなく、お土産をかって、トウモロコシを焼いたものを買って食べ、ささっさと南アフリカに戻った。ブルームフォンティンの駅についたが、お腹が緩かったのと、かったるかったとのことで、バスで宿近くまで帰った。

ブルームフォンティン泊

 

1/11

 恐怖のヨハネスブルクだ。Inter capeバスはヨハネスブルクのバークステーション駅についた。ネットではここが一番危なく、100%盗人に会うといわれているが、まあ大丈夫だろうと、たかをくくっていた。駅をでて、街中にある宿を目指す。人は多いが危険は感じなかった。しかし、宿に入る手前で、上着のポケットをまさぐる感じがあり、振り向くと、現地人がポケットに入っている携帯を取ろうとしていた。盗人は逃げて行ったが、窃盗未遂。

 宿にチェックインして、少し休んで夕食を食べに町にでた。宿から数百メートルのところにあるケンタだが、その途中の様子が少し変。店の中は問題はなかったが、帰りに第二の事件。後ろから二人の男が近づいてくる。嫌な感じだったので、速足で歩くと、後ろの二人が速足になり、左右から三人の男が近づいてきたので、全速力で逃げた。

ヨハネスブルク泊

 

1/12

 朝チェックアウトをする。100$40ランドぐらいしか残っていなかった。ここで、宿にタクシーを呼んでもらえばよかっのだが、パークステーションまで行けば、空港に簡単に行けると信じていたので、歩いて行った。パークステーションまでは、問題なかった。しかし、空港に行く電車が無い。いろいろと聞きまわるが、結局タクシーで行くしかないとのこと。でも、タクシー乗り場がない。構内歩いていると、現地人が話しかけてきた。敷地内なら安心と油断したのが悪かった。タクシーを探しているというと、ついて来いと、外にだされた。

 敷地から10mほどでたところで、待っていろと言われ、その後その男に呼び寄せられたところ、急に後ろから首を羽交い絞めにされ、5,6人の男が金品を剥ごうとする。拳をだして、威嚇するものもいた。どのくらいかはわからないが、周りの人間が騒ぎ出したので、解放された(決して助けてはくれない)。幸い盗まれたのは携帯だけだった。すぐに、構内に戻ると警察官のような人が寄ってきて、保護をしてくれた。騒ぎは見ていたようで、状況はわかっていた。海外保険の申請に必要なドキュメントが欲しいというと、駅構内にある警察署に連れて行ってくれた。ここでさんざん待ったが、携帯にクレジットカードがはいっていたので、日本に電話をして、カードを止めた。パトカーに乗って現場に行った。詰所の中に私を犯人に手引きした男がおり、警察官のような人が鞭をふるって、何かを聞いていた。途中から町のおばちゃんがはいってきて、その男を激しく非難していたが、どうも現地語のようで何を言っているかはわからなかった。その手引き男は、タクシーを探していたかわいそうな旅行者に親切にしてあげた、というようなことを言っているらしい。

 その後、警察署にもどり、盗難のドキュメントを書いてもらった。さて、どうやって空港に行くか ?   なんと考えていたら、警察官から40ランドで空港まで連れて行ってやると、行ってきた。少し悔しいが、こんなところにいてもらちがあかないので、その話に乗った。パトカーで空港まで行くことになった。その後車の中で、100$ぐらい出せとか要求をしてきたが、さっきの事件で金がないといって、やり過ごした。

 空港に到着し、警察官に礼を言い、さようなら。夕方の便で香港に出発する。

 

1/13香港着

 香港についたら、何もする気にならないのではないかと思っていたが、ヨハネスブルクをでると、気分は楽になり、今まで行ったことのない、マカオに行くことにした。空港からマカオに行くバスがあり、マカオのミニバンでイミグレーションまで行き、バスでマカオにはいつた。特にすることもないので、その後、また香港の空港に戻った。香港と澳門は海上の長い橋で結ばれており、キーウェストのようだった。

 

1/15東京着











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