中米旅日記   平成1065ー>12


中米旅日記

平成1065

 午前中仕事をして成田に行く。2000$ほどもっていきたかったが、貧乏なので1500$換金。昔エクアドルに行ったときは1$=85円だったのに。飛行機にのってしばらくするとアトランタ着。2,3時間待ってパナマへ出発。24時近くにパナマ着。当然空港で夜が明けるのを待つ。

6/6

 朝、空港の外に出ると黒い烏よりちょっと小さい鳥のさえずりがすごかった。乗り合いバスで1時間ほどで市街につく。マックでハンバーガーを食べ、パナマ運河を見る。一時間程見ていたが飽きなかった。また市街地に戻ったところ、たまたまコスタリカ行きのバスがきたので乗ってしまった。ということで、パナマとはさようなら。パナマ国境で食ったワンタンスープはうまかった。

6/7

 5時ごろコスタリカの首都サンホセにつく。まだ、町はねていて、カジノをやっているホテルで朝食をとった。食後歩いているとガテマラ行きのバスがきたので、それに乗る(切符はサンサルバドルまで)。その日のうちにコスタリカを出て、ニカラグアのマナグアに着く。そのままホンジュラスの方にいくのかな、と思ったら、出発は明日の朝4時とのこと。しかたなので宿を探す。バスターミナルはスラム街のような所で、宿がなかなか無く、14ドルの宿に泊まる。ここはひどかった。まあ、4ドルじゃしかたが無いといわれればそうであるが、、、この日は疲れて飯を食いにいくのもしんどかったので、そのまま寝てしまった。

6/8

 4時のバスに乗るといってあったのに、宿の鍵は堅く閉ざされていた。少し声を出しだか、誰も出てこない。しかたが無いので壁をよじ登り、荷物をほうり投げて外に出た。これじゃ夜逃げか、泥棒である。ということで、ひどい宿だった。4時出発と言っていたので、415分前に行ったのに、出発は5時近かった。バスはニカラグアを出て、ホンジュラスを通過しエルサルバドルの首都サンサルバドルに着いた。着いたのは5時ごろで、もう少し早く着いたらベリーズのビザを取りに大使館にいこうと思ったのに、だめだった。この日はほんと疲れたので、高いホテルに泊まりたいと思い、中心街を歩いていたが、ガイドブックに載っていたホテルはなかった。探している途中で大雨が降ってきて100ドルのホテルでもいいから出てきてくれ、と思っていたが出てこなかった。しかたが無いのでバスターミナルの上の宿に泊まった。12$。雨がふっていたこともあり、食事も食べずに就寝。

6/9

 ベリーズ迄飛行機でいこうかなと思っていたのであるが(飛行機で入国するとビザなしで入国できるらしい)5時ごろ戸をたたく音がして目がさめ、ガテマラ行きのバスが出るというので乗ってしまった。10時ごろガテマラシティーについた。ここまで、ほとんどバスに乗っていたので、200$も使っていなかった。バス屋の隣が旅行屋だったのでガテマラのフローレスとその周辺の遺跡めぐりツアーを作ってもらう。陸づたいにベリーズに行くつもりだといったら不可能だと言われたが、取りあえずいってみることにした。このツアー23日往復の飛行機代付きで207$。街の動物園に寄るが、なまけものさんはいなかった。夜フローレスの空港につくと、旅行代理店の人間が来ていたが、日程説明のため旅行会社によった。なんと、電気がなかった。あかりが、ないのである。いやがおにも不安がつのる。私のはらった200$はいったい、、、、 フローレスというところは湖の中にある島なのだが、全体が暗い。レストランもお土産やもローソクであった。しかし、宿屋につくと明かりがあるではないか。なんとプールもある。そして、各部屋にクーラーもあった。ということで、私は大感激。すぐにプールに入った。

6/10

 今日はfreeの日である。ベリーズに行きたかったので、街の中心にいき、すぐにバスにのれた。2時間ほどで国境に着く。ガテマラの出国手続きを済ませ、ベリーズに入ったが、ビザが無いので係官がもめていた。しかし、ビザを取ってくれるとのことで、30分程待つようにいわれた。35$。親切なベリーズの人ありがとう。国境から少し行ったところにある遺跡に行き(行きはタクシー)、帰りはバスに乗るかなって思っていたが、なかなかバスが来ないので、歩いて国境に戻ることにした。行きはタクシーに乗っていたもので、そんな遠いいとはおもわなかったのであるが、歩くと結構あった。3時にはフローレスに行くバスが出てしまう。ということで途中からタクシーにのってしまった。1$。帰りのバスは熱く、熱射病のような状態になりつらかった。街に着いたときに切り売りのスイカをたべたが、うまかったこと。日本で食べればこんなも、てな味かもしれないが、うまかった。宿にもどりプールに入ってリゾート気分である。

6/11

 ティカルというマヤの遺跡があり、そのツアー。団体行動の一日。ガイドのおじさんはスペイン語と英語を話すが、スペイン語なまりの早口の英語でわかりにくい。3時ごろ見学が終わり街に戻ったのであるが、途中で日本人夫婦が車に乗ってきた。昨年リタイヤしたひとで、メキシコ、ガテマラをまわっているという。アメリカを発ってのちはじめてみる日本人であった。定刻を一時間程すぎて飛行機はガテマラシティーに。それまでに使ったお金が550$ぐらいだったので、600$以内に押さえることとし、空港で寝た。寒かった。これがいけなかった。

6/12

 南米に行ったときもそうなのだか、出国の航空会社のカウンターでUSVISAがないといって押し問答となる。日本人はビザが無くてもよいのに、まあ、乗行拒否はされないのだが。ということで、アトランタに12時ごろ着。動物園にいったが、怠け者さんはいなかった。動物園に行く途中野球場があったので、球場に寄ってみる。600$計画があるので今日は当然空港で夜を明かすつもりであったので、5ドルで夜11時まで時間がつぶせる野球は都合がよく、野球を観戦する。アトランタ・ブレイブスとどっかの試合であった。野球を見終り空港に戻った。どうも、調子が悪い。一時間おきに目がさめ、腰も痛い。朝7時にdeltaのカウンターに向かうが、歩みもふらついていて、節々が痛く、意識も朦朧としている。これは僕が熱を出したときの症状で、かなり悪い。飛行機にはどうしても乗らなければ、と思い必死で頑張った。取り合えす飛行機には乗れたので一安心。でも、寒気はするし、食欲はないし、節々が痛いしつらかった。ステュアーデスに薬をもらい、飲んだらだいぶ楽になった。





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